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ITbM

(トランスフォーマティブ生命分子研究所)

 合成化学、触媒化学、システム生命科学、動植物科学の分野横断的かつ国際的連携により「トランスフォーマティブ生命分子」を生み出す世界トップレベル研究拠点(WPI)の施設である。「最短で最高のインパクトを持つ研究成果」を生むための世界唯一の環境が求められた。化学・生物分野の融合研究を加速させる視覚的な一体感をもつ実験室ゾーン(2・4階)、出会いと交流による自由な議論と研究への相乗効果を生む、両分野が融合したデスクゾーン(3・5階)、PI(教授)間の議論の機会を増やし、閃きを生むオフィスゾーン(3・5階)、集中配置した機器関連ゾーン(6階)と明快なゾーニングを行いながら、4層分の吹抜けを持つ旧極超高圧実験施設(1987年竣工、3階建)をエントランスホールに取り込んだ新旧融合の特徴的な建築空間とした。

設計:久米設計,総合設備計画

施工:鴻池組,弘電社,日比谷総合設備

竣工:2015

規模:地上6階・7,981㎡

ITbM既存建物を活用したエントランス.JPG
ITbM正面夕景.JPG
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