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地下鉄名古屋大学駅とIB 電子情報館

 2003年、グリーンベルトを横切る四谷通沿いに、出入口、自転車置場などの地下鉄駅施設が整備された。推進室は名古屋市、大学、地域住民の協議を主導し、基本計画を担当。豊田講堂やグリーンベルトの景観を継承する透明感のあるランドスケープを創出した。また、工学系の教育研究施設として、駅に直結するIB電子情報館も同時期に計画した。地域と大学の交流拠点として屋内外に様々なパブリックスペースをつくり出したほか、講義室と一体となったプレゼンテーションスペースや、300席の講義室を備える。グリーンベルトに面した南棟を低層に、キャンパス外周側の北棟を高層にする高さ計画はCMPを反映したもので、以降の計画にも踏襲されている。

設計:石本建築事務所(1期),教育施設研究所(2期),

   総合設備計画(1・2期)

施工:戸田・浅沼・中村JV,旭日電気工業(1期),戸田・矢作・石田 JV,野里電気工業(2期),櫻井工業,ダイトー(1・2期)

竣工:2001(1期),2003(2期)

規模:地下1階・地上10階・21,970㎡

グリーンベルトから地下鉄出入口とIB電子情報館を見る.JPG
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